スタイルシートとCSS
本屋さんやインターネットでホームページの作り方について探していると、『HTML+CSS』だとか、『HTMLとスタイルシート』などと、HTMLとスタイルシート(CSS)がセットになっているのをよく見かけると思います。
実は、たいていのホームページはHTMLで基本的なレイアウトを決めておいて、スタイルシート(CSS)でそのレイアウトをさらに細かく調整して作られています。また、スタイルシートを外部ファイルとして管理すれば一度に複数のページの更新や修正ができ、メンテナンス面でもとても効率的です。
スタイルシートにはホントは色々な種類があるのですが、HPの世界では一般的に「CSS(Cascading Style Sheet)」をスタイルシートと言い、このHPでもスタイルシート=CSSとして話を進めていきます。
CSSの基本的な書き方
それでは基本的なCSSの書き方について説明しておきます。スタイルシートは基本的にタグ(セレクタ)に対して使用するようになっています。
CSSはセレクタ名の後ろにスタイルの内容を記述して設定します。
セレクタ { プロパティ:値 }
※セレクタ:スタイルを適用させる要素(HTMLタグ)
※プロパティ:適用させるスタイルの種類
※値:スタイルの値
実際に記入するとこうなります。
【記入例】
p{ font-size: 16px; color:#ff0000 }
※pタグは段落を意味するタグです。
ここでは<p>タグで囲まれた部分に対してフォントサイズ(文字の大きさ)を16ピクセルに、文字の色を赤色(ff0000)に設定しています。
ここで注意するのは、スタイルとスタイルの間を「;」で区切ってあげるのを忘れないということです。これを忘れるとスタイルシートが適用されないので注意してくださいね。